【備忘録】教本写真撮影
教本の制作に関わることになった。
8/4(日)にディレクター、学者の先生、モデルの3人に加え、衣装兼カメラマンの私の4人で撮影をしてきた。
当日の撮影風景
【経緯】
6月頃、ディレクターから声がかかる。
教本を作るので手伝ってほしい。0から立ち上げることになるので、探り探りで形にすることになる、とのこと。
地雷臭がプンプンしたが、まずはコンテ表を貰うことにした。
【準備】
7月頃、コンテが送られてきた。
手書きの画と説明文の記載がある。
電話でディレクターと簡単な打ち合わせを行う。
ディレクターによると、撮影は午前中から行い、昼食を挟んで丸1日行うであろうと見込んでいるとのことであった。
モデルは高身長の男性とのことで、服装をシャツにベスト、社交ダンス用のパンツ・革靴を着用、色や素材を現場で決めることになりそうなので複数種類を持参してもらうようお願いした。
【機材の選定】
今回は背景白抜きのJPEG形式での納品の為、撮影には背景布を使用することにした。
モデルの身長は185cmあり、手足が長い。当日は革靴を履くことを考えると190cm弱になる。動きを撮ることを考えると、背景は横3m程度、縦4m程度あれば何とかなるような気がする。
Amazonで3000円程度の2.8m×4m背景布を購入した。シワ消し用に霧吹きを1つ準備した。
撮影終了までにカットすべてをチェックしてもらう必要がある為、ディレクターと先生の2人にアガリを見てもらえるよう、ディスプレイで確認する工程を入れる必要があると考えた。
そこで、Photoshopのフォトグラフィプランを契約、LRCCのテザー撮影機能の確認作業とUSBケーブルのAーA端子タイプを3m分購入。
ストロボの追加購入を検討したが、天井高3m程度の天井高であること、ストロボを購入したところで今回のような撮影以外では使わないだろうということで、今回は端折ることにした。
【当日の流れ】
09:30 ディレクターと合流、車で現場へ向かう
10:00 現場着、モデルと合流。撮影準備
11:00 先生合流、撮影開始
13:30-14:15 昼食
14:15-17:00 撮影
17:00-17:30 撮影カット確認作業、撮り直し
17:30-18:00撤収作業
18:00 解散
【反省】
ノートPCのモニターでは確認作業が難しいと感じた。ディレクターも先生も五十路過ぎである。別途24インチ程度のモニターを準備する必要があったのかもしれない。
ストロボはクリップオンでも何とかなったが、フル発光に加え、ポージングの瞬間にチャージが間に合わないことがあり、発光量の少ないカットがいくつかあった。テンポの見直しで何とかなるかもしれない。機会に加え費用対効果で選択することになるとおもう。要検討。
【追伸2020.05.03】
どうなったのか近況を聞いたところ、先生が年末に亡くなり、教本の作成は中止になってしまったらしい。